はじめに
初めまして。
株式会社i-plug プロダクトエンジニアリンググループ 第2チームの山岡と申します。
本日は新人研修の一環として始まったTech研修についてお話したいと思います。
研修を行うことになったきっかけ
ある日、HRチームと雑談している中で新卒研修の話をしていました。 そこで「開発の研修は誰がやるのですか?」という話をしたところ、弊社はHR techカンパニーでありながら新卒研修ではTech研修を実施ししていないことが発覚!
更に話を聞くと、配属される部署によっては開発部と関わりが少なく、 外部署から見た開発部は「何をしている部署なのかイマイチわからない謎の部署(怖い)」という印象があるとのこと!
これはいけない・・・!!
早速開発組織が怖くないことを証明しなくては!!
という勢いで、開発部による新卒向けTech研修を実施することとなりました。
研修するにあたっての準備
勢いで研修を実施することになりましたが、何を研修すればいいのか全くのノープラン。
色々と研修内容を考えたのですが、結局は開発から一方的に伝えたいことを言うのではなく、皆が知りたいことを紹介すれば有益になるのでは? ということで、今回の研修の対象は新卒になるため、事前に新卒が配属される部署のリーダーへ、HR techカンパニーとして知っておいてほしい技術的な知識を募集しました。回答を元に研修内容を考える作戦です。
回答を見ると意外と基本的な部分の質問が多いのですが、開発でも返答が分かれる質問も来たりして面白かったです。
多かった質問としては:
- WEBアプリケーションってなんですか?
- サーバーってなんですか?
- 開発部の各チームはなにしてるのですか?
- モダンな開発言語ってなんですか?
- 最近のトレンドは?
- インフラとは?
- プログラムを書いてみたいです
- データベースエンジニアやネットワークエンジニアは構築後、日々なにをしてるんですか?
- ChatGPTの有効な使い方
- エンジニアの種類が多すぎて役割がわからない
などなど。
またはじめは新卒研修の一環として計画されたTech研修ですが、各リーダーや噂を聞いた既存社員からも参加したいとの要望が多くあり、結果としては全社員を対象とした任意参加の研修という形になりました。
研修の目的を改めて設定
とはいえ、事前に頂いた質問すべてをお話するには時間が足りません。 何を軸に研修をすればよいのか。
意外と興味がありそうなプログラミング研修、ネットワーク研修のような技術部分に注力した研修を行っても、人によっては敷居が高く 「開発がやってることはよくわからない、怖い!」で終わってしまいそうだったので、 今回の研修では、まずは開発部がどういう組織か知ってもらうことを目的としました。
お客様と相談する中で、IT関連の職種について どの職種が何をしているのかよくわからないというお話もあったとのことなので、各エンジニアの役割紹介をすることになりました。
伝えたいことは大きく3つ(おまけで1つ):
- 開発とはどういうことをやる部署なのか
- 開発の各チームの役割、職種による業務内容の違い
- WEBアプリの基本的な仕組み
- (おまけ)開発チームは怖くないよ!
工夫したこと
- 開発の役割や仕組みを文字で説明するとかなり伝えるのが難しくなるため、図を多く利用する
- なるべく専門用語は使わない
- 講師的な存在のイラストを描いてみた!
などなど、 なるべく敷居が低くなるように意識しました。
どんな研修でも言えることですが、 1コマの研修で伝えたいことすべてを伝えるのは難しいと考えています。 おそらく10個説明したうち2〜3個伝われば大成功くらいなイメージです。
なので今回の研修で紹介した内容をすべて理解してもらうということが目標ではなく、 開発が閉じた組織ではないことを皆さんに知ってもらい、今後コミュニケーションが取りやすくなるような空気感を伝えることを意識しました。
おまけで上げていた 「開発チームは怖くないよ!」 これが真の目的です。
この研修をきっかけに開発のメンバーがどのような雰囲気なのか知ってもらい、 「困ったから開発に聞けばいいんだ!」という意識を持ってもらえるよう、なるべく開発のメンバーも研修に参加してもらい、 質疑応答では各メンバーも参加してもらうようにしました。
研修を終えて
開催前に比べ少しは開かれた組織に近づけたかなと思います。
研修後にアンケートを実施した結果、 以下のようなご意見をいただきました:
- 面白かった
- 開発各チームがどんなことをしているか詳しく知りたいです。
- 開発メンバーは話しやすそうな人だった
- 個人的にはプログラミングについて学んでみたいと思います。
- 実際に手元で簡単な体験ができるもの
- ChatGPTの有効な使い方など知りたいです!
などなど
開発メンバーに対して特別な存在ではなく親近感を持っていただいたり、 実際の開発を体験してみたいなど積極的な意見、 今回の研修では説明しきれなかった内容の研修を開催してほしいなど、 色々ポジティブな意見をいただけたので、興味を持ってもらうきっかけとして開催して良かったと感じています。
終わりに
当初は新卒向けの研修予定でしたが、希望者は参加可能にしたことで70名強に参加いただけました。 当時の自由参加の社内研修としては一番参加者が多い研修となり、興味のある社員が多いことがわかりました。
今回の研修で少しは開発が何をしているのか知るきっかけになればよいなと思いますが、おそらく未だに開発は謎な組織という認識もあると思います。
こういった研修は1回で全て伝えるのではなく、定期的に開催してコミュニケーションが取りやすい環境をつくることが重要です。 少し期間は空いてしまいましたが、第2回目のTech研修も予定しており、アンケートでいただいた質問の回答や、今後の開発内容などを定期的に発信していく機会になればと考えています。